登山中の低体温症遭難事故だけは回避しましょう。

 2009年7月16日、北海道・大雪山系トムラウシ山で9名の方が亡くなるという遭難事故がありました。亡くなられた方たちのご冥福をお祈りします。

 私はこの時、斜里岳に登っており、山を下りて帰った宿でその悲報を聞きました。斜里岳もとても寒い山でした。

翌日登った羅臼山はそれにもまして寒かったです。寒かったのですが、一緒に登っていた先輩たちが着ようと言わないので我慢して登っていました。そんな時、たまたま下りてきた知人に上はもっと寒いぞ、早めに何か着た方がいいぞと言われました。全員寒さを我慢していたので早々と着たのを、今でもよく思い出します。先輩は後輩が言い出さないから、後輩は先輩が言わないからとお互いやせ我慢の結果、低体温症に進むのではないかと思います。

 

今回、トムラウシ山遭難事故調査報告書のアドレスを入手しましたので、参考に添付します。

http://www.jfmga.com/pdf/tomuraushiyamareport.pdf

 

また上記遭難事故の後、2012年5月4日に白馬岳で同様の遭難事故がありました。この方たちのご冥福もお祈りします。

参考資料を下記に添付します。

http://www.sangakujro.com/column/201206.html

 

ヤマレコ tanigawaさんの日記も参考になるかと思います。

http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-34876

http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-35253

http://www.yamareco.com/modules/diary/990-detail-35495

 

日本百名山登山等にチャレンジされておられる皆さんが、これを参考にして安全登山をされることを希望します。